無職、南米ペルーへ挑む!

22歳新卒、夢を追いかけて南米上陸!パワフル奮闘記誕生!

ロスのタクシー運転手に泣かされた話

ロサンゼルスのタクシーの中で大泣き

 

どうも、好きな寿司ネタはえんがわです。Kです。

 

ヨンさんにホテルまで送ってもらって空港までのタクシーも呼んでもらいました

本当にヨンさんには何から何までお世話になって、

同じ今年大卒でも4歳年上だとやっぱり違うなと感じました

 

空港までは以前紹介したUBERタクシーで行きました

運転手はちょっと無口そうなおじさん

黒人特有のあのパンクな英語で少々聞き取りに苦労したけど仲良くなり、

私がこれからペルーへ行くことやら人生について話しました

 

私が自分の夢があってそれを追いかけたいという気持ち

でもすごく不安で怖いことを打ち明けました

するとおじさんはこういいました

 

『心配するな、お前さんなら大丈夫さ

なぜならお前さんは人の話にちゃんと耳を傾けられる良いベイビーだから

人は人から学ぶ、だから人の話は聞いたほうがいい

 

『未来についても不安になるんじゃないよ、

不安になったってわかんないんだから、今だけ考えてりゃいいんだよ

今できることを今頑張りなさい

でも自分の手に負えないものがあったらそんなの捨てちまえ

 

『言いたいことがわかるかい?

手に負えないものを手放さないから人は苦しくなるんだ

 

『年収1000万の男がある日、職を失ったら自殺する

でも、道に住んでる人々を見てごらん

彼らは毎日その日を生きることだけを考えて生きてる

収入なんてほとんどないさ、でも彼らがそれでも生きるのは

人生に希望があることを信じているから

 

『大事なのは無理をしないこと、そして今を生きること

お前さんはまだ22歳の赤ちゃんなんだからこうやって学べばいいさ

まだ赤ちゃんではあるだけど、早く学ばなきゃならないよ』

 

UBER運転手/バーナード

 

私はちょくちょく涙がこぼれそうになっていたけど

最後の最後でこらえきれず大泣きしました

「泣いたっていいんだよ」

バーナードはそう言ってそっと

マクドナルドの紙袋からペーパーを取り出して私に差し出しました

 

私は笑いながら受け取って涙を拭いました

あの時ペーパーについたポテトの匂い、忘れません笑

 

そんなにすごいこと言われたわけではないんですけど

このタイミングでこの言葉を、本とかウェブじゃなくて

人に言ってもらえたのがすごく心に沁みました

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顔が腫れたKと運ちゃん

こうしてロサンゼルスの空港にたどり着き、最後記念に写真をパシャリ

バーナードとは今でもメールを交換する仲です

 

”I see many faces coming in and out from that door

and I feel really good when they go out with a smile”

(毎日そのドアからいろんな人が出入りするけど

その人たちが笑顔で出ていくとすごく気分がいいよ)

 

運転手もいろんな人に出会う職業で、私はバーナードが元気にした

客の一人にすぎないけれど、この出会いに救われました

 

 日本出発して数日ですが、一人旅って学ぶことたくさんだ