ペルーでは離婚できない?子供が先、結婚は〇年後?
試験期間中でとても眠いです、Kです
本日は11・22「良い夫婦の日」、日本人は何かと商売に繋げるので
この日もしっかり定着してきましたね
愛を感じられる日なので私は良い行事だと思います(←何様笑)
結婚は一生に一回、離婚はできない
実はペルーは約7割がカトリック教徒の国だといわれています
それもかなり熱心な信者の方が多くて、私の友人にもたくさんいます
教会の前でいきなりひざまずき、十字架を描きはじめる友人たちにはいつもびっくり
非カトリックの私でもお構いなしに「主」の話が日常に出てきます
さて、南米の軽いノリとは裏腹に彼らにとって結婚はとっても重要なことなんです
なんせ宗教上離婚はできませんから!一生相手の名を背負います。
名字のしくみ
ペルー人には名字が二つあります
最初に来るのが父方の姓、そして母方の姓
もし結婚したら旦那の姓、妻の最初の姓(妻の父)
それに加えて名前とミドルネームは大体みんな持っているのでフルネームは長め!
私の名前をいうと「え?それだけ?」「他には?」とよく言われてました笑
結婚より子供が先?
ペルーにきて驚いたことの一つ、それが結婚よりも子供を先に授かる率
日本でもいわゆる「できちゃった結婚」は珍しくもない話です
ただペルーとの違いは彼らは「できてもなかなか結婚しない」
正しい順番なんてないけれど日本であれば結婚→子供というのが一般的で
子供の名字の関係もあるのでそれを機に結婚に踏み出す人も多いですよね
なぜ早く結婚しないのか聞いてみた。
「だって離婚できないから、まだしばらく様子を見たいの。」
どちらにせよペルーでは子供の名字は血のつながった両親から受け継がれます
身近なケース
友人が若くして妊娠、しかし相手が息子が生まれてすぐに国外逃亡
今は新しい彼もいて娘も生まれたけど二人は結婚していない
つまり家族四人ともバラバラの姓をもっている
ペルーの法律では18歳で自分の名前を変更することができるそうです
子供の場合おそらく親が権利を持っているでしょうが
親が結婚しない限り子供であろうと大人になろうと最終的な名字が定まりません
余程親の結婚相手が好きでもない限り、18歳にもなったら
ちょっと変えるの面倒だなって私だったら思っちゃいそう…。
ペルーでは何歳から結婚できるの
成年の年齢が18歳でも、カトリックであれば宗教上の儀式をしっかり通らない限り
たとえ18歳になろうと結婚できないのがルールらしい
その儀式を受けたサインが各教会に残されていて、
もしすっぽかしでもしたら結婚はできません
正式には法律上結婚できるけれど、教会で結婚式を挙げられないという意味
彼らにとっては一生に一回の結婚式だからせっかくなら立派な教会で挙げたいでしょう
いかにペルーで宗教の力が大きいかが伝わりますね