自転車で行こう、悪魔の洞窟<南米チリ>
さあいよいよチリ編が最後になります、Kです
旅のことをスマホにメモをしていたのですが、先ほど紛失してしまい
残念なことに見つかりそうにないのであんまり詳しく書けそうにありません
写真と感想文と大体の情報で許してください!
アタカマでレンタルサイクル
アタカマ最終日にしてお金が底つき、
ツアーにも行けないので「レンタルサイクル」に挑戦してみました
アタカマの町は、<旅行会社・宿屋・レンタルサイクルショップ>の三点で
できているといっても過言ではありません
レンタルサイクルはどこにでもありますし、誰かしら乗っています
快晴のアタカマを自転車で駆け抜けるのは爽快ですよ!
自転車選びのポイント
- タイヤがしっかりしていること
- シートがしっかり太めなこと
- ヘルメット、ジャケット、空気入れなど備品を揃えてくれるところ
- 地図をくれかつ説明してくれるところ
アタカマの道はコンクリート続きならいいんですけど、砂の時は全然進みません
あとは石がゴロゴロ転がっているのでパンクの可能性もありタイヤは大きめがベスト
個人的にシートが細いプラスチックじゃないほうが良いと思います
たかだか半日でも後半からお尻が痛くて太ももで斜め乗りしていました笑
ヘルメットとジャケットは暑くてかぶっていられないんですけど、
車の通りがある道ではつけたほうが良いでしょう
特に日が暮れてしまったあとは街灯もないのでかなり危険です
真っ暗な道で溝に落ちてしまったり、思わぬ事故が潜んでいます
アタカマでは電波が届くところとそうでない場所があるので、
あらかじめ目的地を地図で用意しましょう
私が行った自転車屋さんでは紙媒体の簡易マップをもらいました
丁寧に説明をしてくれたので大体迷わずにたどり着けました
レンタルサイクルのための持ち物
- 日焼け止め(灼熱地獄です)
- 帽子(灼熱地獄です)
- 水(2L持っていきました、途中売店などなし)(灼熱地獄です)
- サングラス(眩しすぎて見えません、砂ぼこり対策にも)
- タオル(滝のような汗が出ます。砂ぼこり除けに口を覆いました)
- 上着(日焼け防止、夜は一気に寒くなります)
- 食料(バナナ・みかん・チョコ・グミ・パン。腹ペコでした)
- 靴(間違えてもサンダルでは行かないように!!)
- リュック(両手が空くようなカバン、斜め掛けは肩が死にます)
- ライト(夜道用、携帯だと片手運転になり危ない)
とにかく荷物は軽い方がいいです!最低限のこのリストだけでもかなり重かったです
特に重いのは水なのですがそこはケチらないように!
いざ悪魔の洞窟へ
女一人、旅の疲れなども考慮して月の谷と悪魔の洞窟の二択だったのですが
初日に月の谷へ行ったときに坂が続きだったのを思い出して、
あれを上れる自信がなかったのでやめました!地味に高山病だったので。
それではレッツらゴー!
プカラ遺跡の方を自転車で進みます、道はガタゴトでお尻が痛くなりました
途中で川を渡る箇所があります。
濁流で流れの勢いも強め、これは自転車で渡り切れなかったらひっくり返ると思い
悩んでいたらどうやらもっと先にほっそーい橋があるそう
ここも自転車を担いで渡るのですがナイスガイが手を貸してくれました
この"VALLE DE CATARPE" という公園の中に5か所くらい観光スポットがあって
そのうちの一つが悪魔の洞窟です(QUEBRADA DEL DIABLO)
全部周りたい気持ちはいっぱいですが一か所最長6時間はかかる場所もあって断念
かなり広いようですが、私は一番近いこの悪魔の洞窟だけ行って帰りました
入場料を払って中の地図をもらいます
茶色い山?と茶色い川と茶色っぽい草と・・・
アメリカのテキサスとかこういうイメージです
途中すごく道が悪くて進むの大変でした。タイヤが砂に埋もれる!
この木製の表札がまたいい感じ。QDA DL DIABLOの方へ進みます
入口に自転車をつなぐ場所があるので歩きたい人は置いていきます
自転車ではいけない道もあると書いてあったので私は歩いていきました
大きな岩の道を通り抜けます。あんなに暑かったのが嘘のようにひんやりしています!
人の通りが少なくほとんど人に出くわしませんでした
ちなみにこの先私は正規のルートから外れ迷子になりました(通りで歩きづらかった)
帰り道を忘れるのが怖くなって思わず引き返したところ、
自転車でぴゅーっと追い越され正規のルートに気づきました笑Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
とぼとぼ歩くも、疲れ果ててしまい道に座り込んで石を壁に投げつけはじめる
(完全にやけくそですね。自分に腹が立っていたようです笑)
しかーしその割った石の中からキラキラしたものが出てきたのです!
茶色い石の中から透明な薄い膜が何枚も重なった結晶が出てきました
幼いころから宝石好きの私はこれに大興奮!
そのあと座り込んで夢中になって石を割ったり掘ったりしていました
これを洗って磨けば( ^ω^)・・・!なんて妄想をしながら1時間以上が経過
思えばその日はこの時が一番楽しかったです
おわりに
このあと帰り道にプカラ遺跡から夕日を見ようと思ったのですが
めちゃくちゃ一生懸命上ったのに夕日が見られず(月の谷に引き続き悔しい)
悲しむ間もなく自転車返却時間のぎりぎりに返却
遺跡を駆け抜け、チャリをかっ飛ばすなんて本当に落ち着きのない人間ですね!
とっても疲れましたが充実した一日でした
是非自転車に乗ってアタカマを周ってみてください