巨大幼虫食べてみた!-ペルー・アマゾン滞在記ー市場編
先日ペルーのアマゾン地帯にあるロレート州、イキトスに行ってきました!
格安航空で往復35ドルのチケットを彼氏が手に入れてくれ
念願のイキトスでアマゾン川をこの目で見、
ジャングルならではの動物たちと触れ合ってきました
イキトスといえば
イキトスといえば日本のテレビでもしばしば見かける有名?な場所です
「こんな時間に世界征服するなんて」のナスDさんや「イッテQ」のイモトさんが
部族と交流したり、ジャングルを探検したりしているところがイキトスです
ペルーの観光地といえばマチュピチュやナスカなんでしょうけど、
このイキトスやジャングルの方もせっかくなら是非行っていただきたい
近年では観光業にも力を入れていて多くの人々が国内外から訪れています
中心地では旅行会社がたくさんあるのであらかじめ目星をつけておくといいでしょう
ジャングルのゲテモノ市場
ジャングルの食べ物はペルーの中でも一風変わっています
市場へ行くと現地の人々の食生活が垣間見えて面白いのでオススメです
ワニ、カメ・カメの卵、虎模様のキャットフィッシュは揚げても焼いてもとても美味しい!手作りの薬用酒はペルーならではの特別な木材や果物を用いていて、お酒と一緒に材料もたくさん並べてありました。ジャングルでお馴染みのプレコはスープにすると美味しい出汁が出てこれがたまんない!
他にも焼き魚屋さんではピラニアを焼いていたり、これぞジャングル!
今回行ったのはナナイ市場とベレン市場
ベレン市場は中心街からモトタクシーで3ソルくらい、午前中に行ったほうが新鮮です
ナナイ市場は中心街から30分くらい離れていて、5ソルくらいで行けます
食べ歩きするならここがオススメです、開けているので治安的にもこっち
ジャングル名物、巨大幼虫「スリ」
エストロゲンたっぷりのアグアへ
この中でも私がずっと食べてみたかったのは写真真ん中の「スリ」という幼虫
この幼虫は「アグアへ」というヤシの木の仲間の幹に住んでいます
アグアへは「食べるとオネエになる」と言われていてエストロゲンが
たっぷりのジャングルの代表的な果実です
(ジャングルには間違いなくオネエが多い、特に料理人。)
アグアへのアイスやかき氷は私の大好物!ちょっと酸味の効いたお芋の味です
でも果実をそのまま食べてみたことなかったので食べてみました
5個で1ソル、なんだかアルマジロを彷彿させる…。
気になるお味は!!
ま、まずい。
アイスの美味しさを知っているからこそ、予想以上に期待を裏切られた。
種が大きくて実は2cmくらい。味はちょっと酸っぱくて全く甘くない。
いうならば酸っぱいジャガイモを生で食べているような感じ。
何かの間違えだと思って試しに他の四個も食べてみたがやはり不味い。
スリは美味しいと願って
真っ赤な頭に白くて太い図体がうねうね…。大きくて食べ応えがありそう!
(8-10㎝x3㎝くらい)
唯一苦手な虫が幼虫なんですけど、食べ物としてとらえると不思議と平気なんです
恐るべし食べ物の力!
ちなみに学生時代に昆虫食に興味を持ってから積極的に食べていたので
虫を食べることには全く抵抗はありません!
食べ方の基本はシンプルにお塩をまぶして丸焼き
スリ自体油の塊のようなものなので少し押しつぶして中の油を出します
焼きバナナと一緒に食べたり、特製の調味料に漬け込んでもOK
私はオーソドックスな丸焼きの串をいただきました
丸っこい胴体はしおれているけど頭はしっかり残ってます
匂いは香ばしく、塩と油っこい感じが朝食を済ませていない私の食欲をそそる。
いざ、いただきまーす!ガブリ。
皮が分厚くてしっかり噛み千切らないといけない、もぐもぐ。
中心には凝縮されたスリの身、というより本当に油の塊みたいなのがあって
独特なウニのような味が鼻を抜ける!すごい香り!
最初はフライドポテト、徐々に濃い味が出てきてまるでウニ味のフライドポテト!
(食べたことないけど笑)
誰もが絶賛するスリ、たんぱく質が豊富(65%くらい)ということもあって
ジャングルでは長く食べられ続けています
私が味をどう表現したらいいか考えている間に何人か買いに訪れていました
ちなみに頭はポップコーンの固いやつみたいで食べませんでした…
結論
お腹いっぱいに食べようとは思わないけど、味は美味しい!
ビール好きな人がきっとおつまみにしたがるような味です
日本でもいつかペルー料理店や居酒屋においてほしいですね
きっと面白半分、おいしさ半分で流行ること間違いなし!!