無職、南米ペルーへ挑む!

22歳新卒、夢を追いかけて南米上陸!パワフル奮闘記誕生!

アタカマ砂漠、人生で一度見てみたい世界一の星空!<南米チリ>

ツアーに参加せず、0円で世界一の星空を見てきた!

最近よく彼氏が手土産にブロッコリーを買ってきてくれるので調子がいいです、Kです

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明るい町の中ですら、天の川は毎日見れた。

1度は見てみたい世界一の星空

~何億光年輝く星にも寿命があると教えてくれたのはあなたでした~

そんな曲を聴きながら、写真を撮ったり、ただ眺めたり、私は星空が大好きです

人生の大半を東京で過ごしたので天の川が観れた日には釘付けです

さて、この旅のメインである星空鑑賞を3日間やってきました

1日目は21時くらいから暗そうな場所を探すも、なかなか難しく

2日目は前日の反省を活かしてあらかじめ暗そうな場所を日中に目星を付けました

月明りなどの関係で3日目は早めに行動するなどみっちり星を撮影してきました

これから鑑賞した場所の地図と写真をご紹介していきます!

星空ツアーに行かなかった理由

星空ツアーは毎日のようにいろんな会社が行っています

私がツアーを選ばなかった理由は3つ

  1. ツアーの値段が高い
  2. 時間が短く、限られている
  3. 団体行動なので浸れない
1.ツアーの値段が高い

星空ツアーもあらかじめ調べておいて、

一番評判がよかったのはSTAR TOURSという星空のツアーのみ取り扱っている会社

どの会社も大体の平均ツアー時間が1時間半でそのうち星をじっくり見られるのは

その半分くらいだがSTAR TOURSは2時間と少し長めなんだそう

その他にも望遠鏡やテントなどの設備、ガイドの説明の丁寧さや温かいココアなど

が評価されていました。2時間で値段は25,000ペソ、約4000円です。

これを高いと思うかどうか人次第ですが私には出せませんでした

14時くらいにカウンターへ行くとすでに満員だったので、早めに行った方がいいです

http://www.spaceobs.com/en/Services/Star-Tours

2.時間が限られている

先ほど書いたように、ツアーの時間は1時間半が平均で長くて2時間です

移動先は会社によって違いますが遠いところだったら移動時間もかかりますし

説明やらなんやらでそんなにゆっくりはできなさそうです

夜の砂漠は冷えるのでそんなに長く眺めなくていい人にはちょうどいいかもしれません

ですが、私のように写真を撮りたい人だったり飽きるほど眺めたい人には向きません✖

3.団体行動なので浸れない

現地で知り合った友人にツアーの感想を聞いてみると、

「ツアー内容はいいけど、周りの人のおしゃべりが気になった。」と言っていました

綺麗な夜空を眺めているのに話が絶えなくてムードが台無しだったそうです

ツアーは一緒に行く人は選べないので、運次第では残念な結果になることも 

私が撮影した場所と写真

三日間別々の場所で撮影したので、オススメの点など紹介していきます

ちょっとそこらへ散歩がてらに星を見に行ってみたい人は参考にしてみてください

注意:写真はすべて一眼レフカメラでの撮影です

全て無加工で載せていますが実際に見られるものとは差がありますのでご了承ください

1.アタカマ空港へ行く27号道路(1日目)

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この道が空港へつながっている

宿から近いこともあって、とりあえず暗そうな方へ黙々と歩いていきました

暗いのは暗いのだけどやっぱり町を離れない限り完全に光を消すのは難しい

町の出口ということもあって車がちらほら通り過ぎるのが気になる

ただし、広々としたスペースで天の川もばっちり見えるので暗いのが苦手な人には◎

道路を歩かないといけないので必ずライトをつけ、車に注意しながら行きましょう

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2.カラマ空港へ行く23号道路 町の外(2日目)

前日の反省を活かして、ツアーの帰り道に街灯や明かりのなさそうな場所をチェック

真っ暗の中移動はリスクがあるのでついでに夕日を見ようと日が暮れる頃に行きました

夕暮れ~夜の時間帯が一番風が強くて星が出てくるまでおやつをしながらじっと待機

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アタカマ砂漠で撮った星空

角度的には町の光は全く気にならないのですが、

遠くで駐車していたパトカーのライトが強烈で右側の写真が赤い光にやられました笑

もっと遠くへ行こうと思えば全然いけますが、道路があると車が通って光が邪魔です

全く道のない所へ徒歩では難しそう…。

そして平野なので月が出てくるのが早く、あっという間に星がかすみました

溝に寝っ転がれば車の光も大体防げたので天体観測をするのには申し分ありません

星座アプリを活用していろんな星座を探すのが楽しかったです

風も止み、ひんやりとした静寂な夜でした

満点の空を眺めながらいろんな思いに耽っていると自然と感動の涙がほろり

3.住宅街から離れた川の近く(3日目)

最終日、二日目に町を見下ろしたとき町の中で街灯も道路もない場所を発見した

ので昼間はレンタルバイクを借りてそっち方面を観光(悪魔洞窟)と下見

ちょっと怖くなったので予定地より手前で街灯が見えるところにしておきました

道路は一本茂みの裏側を通るものがありますが、あまり使われていないようで

車の通りは少なかったです

ただしその道路の街灯が隙間から見えたのと宿が近くにあるので光は多少あり

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(左)街灯の光が少々あり、(右)背景に車の光が入っている

ちなみにこの石の裏には川が流れていますので落ちないように

  • <ちょっと怖かった話>この写真は手にライトを持っているんですけど、ちょうどライトなしで撮影している時のことです。咄嗟に何かを感じたので息を止め、耳を澄ますと「はぁはぁ」と微かな息声が少しずつ近づいてきました。その吐息は私の背後でピタッと止まるも、暗いので何も見えない。しかも星の写真は一枚撮影するのに30秒は停止していなければならないので、動かないでこのままやり過ごすべきか考えていました。恐る恐るポケットのライトを点灯。ゆっくり振り返ると舌を出した大きな野良犬が尻尾を振っていましたとさ。

地図ではわかりづらいんですけどおそらくLA KASA DEL RIOっていうホステルの裏側

川沿いに道があるのでそこが目印です

ここは少し人通りがあったので毎度襲われやしないか緊張していました笑

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おわりに

一人で行って良かったのは、砂漠の冷たい夜、自分の吐息しか聞こえないけど

空を見上げると一面の星空…それを全部独り占めできたことです。

一方で、「行きはよいよい帰りは怖い」で帰り道は夜遅いこともあって怖かったです

最後に今回の記事は

「一人で時間にとらわれずかつ徒歩範囲でよく見えそうな場所(無料)」の紹介です

撮影で行く人や一人で行く人は十分気を付けてください

観光地ですし、穏やかな町ですが「夜+暗い」は事故や事件の素です

充分用心していきましょう(貴重品は最低限!)

ツアーは現地の人が安全でしっかり星が見られる場所に連れて行ってくれます

ツアーに1日だけ参加して、他は自分たちで見るなど工夫してみてくださいね。

おまけ

私の中での世界一の星空は今でも中国・内モンゴル自治区の大草原で見たものです!